その他 豆知識
- ポメラニアンの暮らしと成長の記録 -
自動車編
かわいいワンちゃんとお出かけに、マイカーを使う方も多いと思います。ちょっと違った視点から、車の利用を考えます。
ワンちゃんを乗せると下取りが悲惨なことに?
ご覧のみなさんは、自家用車を乗り換える際の査定項目に「ペット乗車」の項目があることをご存知でしょうか?
ワンちゃんを買われている方で、自家用車をお持ちであれば車に乗せて出かけることもあるでしょう。
ワンちゃんを乗せた車を下取りや、買取に出した場合、車の価値となる査定価格は、下がります。項目としては…
- 臭いの減点
- 被毛の減点
自動車の価値を示す「査定(さてい)」については、日本自動車査定協会なる組織が基準を定めていて、上記2項目については減点の対象とされています。気になる減点の金額は、4万円~8万円前後となるようです。
ただワンちゃんのオシッコがカーペットやシートに染み込んで、悪臭が発生している場合には、上記の額を超える場合もあります。ひどい時には、下取りにならない場合も起こりえます。
カーペットの下には、電装部品の配線や機器が設置されていることもあり、簡単に水洗いはできません。
万が一、カーペットやシートにオシッコをしてしまった時は、まずはティッシュペーパーなどで、できる限りオシッコを吸い取ります。次に、酸素系漂白剤を水で薄めスプレーで該当箇所に噴霧し、吸水性の高いウエスで吸い取ることを数回繰り返し、オシッコ成分を吸い取ることをお勧めします。
シートの汚れの悩みには…
ワンちゃんの足裏の肉球は、唯一汗をかくところと言われています。このため散歩の後などは、泥や砂がたくさんくっついています。
この状態でワンちゃんを車に乗せると…
シートはあっという間に汚れていきます。特に布製のファブリックシートの場合、雑巾で拭いても汚れを落とすことができず、放置すればシミの原因にもなります。
そこで我が家では、人工皮革のシートカバーを取り付けています。人工皮革のシートカバーは車種別に様々なものが販売され、色やデザインもお好み次第です。ネットで検索するといろいろと出ています。ただし最近では、本物志向が強くなったのか人口皮革ではなく、本革の物が多くなりました。
お手入れは、100円ショップに売っている「アルカリ電解水」をシートに吹き付けて、15秒ほど待ったら、マイクロ繊維のウエスで吹き上げれば、簡単に汚れが落ちます。汚れがウエスで落としきれない場合は、メラミンスポンジで軽くこするといいです。
シートカバーに色のついたステッチもしくは、白のステッチが入っているものは、汚れがしみこむ恐れがありますので、注意してください。
お部屋 編
脱走防止・間仕切り
部屋の出入り口、玄関前、飛び出し防止に間仕切りをつける場合があると思います。
我が家の場合、いくつかの間仕切りを試しましたが、結局、100円ショップのワイヤーネットの組合せで落ち着きました。ほとんどがアコーディオン式につなぎ合わせて、片側を固定。
ワイヤーネットは厚みが無いため、たたんだ時に出っ張りが気になりません。
床のすべり止め
ポメラニアンの足は、成犬でも細く、脚をさわると割り箸かと思うくらい細い骨を確認できます。
そんな細い足を持つポメラニアンも、部屋の中で元気に走り回ることがあります。滑りやすい床は、転倒して骨折の危険もあるだけでなく、脚部の関節に悪いとされます。
できるだけ長く幸せを感じて一緒に生きていけるよう注意してあげたいと思います。
我が家では、ペットが居ても傷つきにくく、手入れもしやすいと言われる床材ですが、やはり滑りやすいようです。
このため「うちポメ」がすべってケガをしないように、行動範囲にはタイルカーペットを敷き詰めています。